長谷川仁 HASEGAWA,Jin

風のサヌカイトフォン

2004

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高松駅前、高松シンボルタワー内に設置したオブジェ。窓から入る瀬戸内の風が組紐で編まれたパーツをそれぞれランダムに揺らします。そこに取り付けられている石の楽器は、組紐の動きにつられてどこか懐かしい澄んだ音色を響かせます。地場産の石(サヌカイト)や伝統工芸の組紐を使いながら全くの風まかせに鳴り響くことで自然の素朴な味わいを建築空間に染み込ませています。